危害要因を理解する必要性

こんにちは。
中央海産株式会社の高松です。
冷蔵・冷凍倉庫で、食品衛生事業を担当しています。
今回の動画から各種危害要因の解説を実施していく予定なのですが、まずなぜ危害要因を理解する必要があるのかから解説をしていきます。

危害要因について理解することが大切!

以前お話ししましたが、危害要因は生物的危害要因、科学的危害要因、物理的危害要因の3種類に大別がされます。それぞれの危害要因にどのような要素が存在しているのかを理解することによって、 危害要因分析で把握することもできるリスクが増えていきます。
例えばノロウイルスの特性を知っていれば、感染力が強いので手洗い等で対応する必要がある、 そしてアルコールが効かないので、次亜塩素酸による殺菌が必要であるといったようなことが知識とともに具体的な対策として考えることができるようになります。

食中毒を起こす原因菌は大別すると20種類程度

特に生物的危害要因に関してですが、食中毒を起こすような微生物大別すると20種類程度に収まります。なのでその約20種類の菌特性を頭に入れることができていれば、多くの生物的が要因には対処ができるということです。これからの動画や記事でその危害要因をそれぞれ解説していきますので是非知識として持っていただければと思います。よろしくお願いします。