こんにちは。
中央海産株式会社の高松です。
冷蔵・冷凍倉庫で、食品衛生事業を担当しています。
今回は7Sの「清潔」と「しつけ」について解説していきます。
躾（しつけ）とは
躾（しつけ）とは「整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌における約束事やルールを全体できちんと守ること」です。清潔な状態を保つために、躾（しつけ）の維持が最も重要になります。具体的には、衛生管理が必要な理由を作業者全員に理解させること、設備環境を整えること、リーダーが観察をしっかりしてメンバーに徹底させることが大切です。清潔とは
清潔とは、「整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌が躾（しつけ）で維持され、その環境が現在も発展している製造環境のこと」です。食品製造のときだけでなく、普段から食するものや身なり等、衛生に気をつけ清潔を維持することが大切です。そして、見た目だけの清潔でなく、微生物レベルで清潔な状態を維持することが求められます。これまでに紹介した、これら7つのSの工程を理解と実践していく事によって、 一般衛生管理のレベルは引き上げて行くことが可能です。是非貼り出したり従業員の方に口酸っぱく言っていただくなどして共通の意識としてみんなが持てるようにしていきましょう。