7Sとは ②整頓


こんにちは。
中央海産株式会社の高松です。
冷蔵・冷凍倉庫で、食品衛生事業を担当しています。
今回は7Sの「整頓」について解説していきます。

整頓とは

整頓とは、「いるもの(必要なもの)の置き場所、置き方、置く数量を決めて識別すること」です。ただ単にキレイに片付いている状態のことではありません。必要と振り分けたものには「管理担当者」を決め、担当者はそれらがルールどおりに使われているかを定期的に確認します。必要なものに名札をつけて保管する等、しっかりとした管理ルールを決めることがポイントです。

物の「表札」を作るイメージで管理しよう

何を、どこで保存するかを明確に定めておくと管理が容易になります。例えば、管理するものの「表札」を作るイメージで、何をどこに置くかを例示していきます。保存するものの絵や写真を貼り付けておくのも効果的です。「三定管理」という考え方では、「定置 ・定品・定数」の3つの項目を三定と呼びます。 整頓することで紛失や異常に気づくことができ、異物混入の予防にもつながります。また、場所を決めたらテプラ等のシールを活用して管理をしていくと効果的です。何が何個その場所に置いてあるのが適切なのかを決めておくと過剰発注を防ぐことにもつながってきます。たかだか整理整頓と馬鹿にせず、しっかりと行うことで、経営に対するインパクトを与えることができるのです。