こんにちは。
中央海産株式会社の高松です。
冷蔵・冷凍倉庫で、食品衛生事業を担当しています。
今回はHACCPと作業場でのルール設定について話をしていきます。
当たり前を当たり前にやるためにルールを明文化しよう
作業場での主なルールや禁止行動としては、つばを吐く、ガムを噛む等の行為があげられます。くしゃみ・咳をする際にも、マスクをする等の対策を取り、注意をする必要があります。当たり前のことを・・・と思いがちですが、いろんな人が働く作業場では、当たり前を当たり前に実践するために、しっかりと明文化する必要があります。
指輪やアクセサリーは手洗い効率を下げる
作業場への持ち込みが禁止されるものは、アクセサリー類、時計、バッジ等の取り外しが可能なものです。これらのものは、いつの間にか取れていたり、部品が食品中に入り込んだりすることで、異物混入の原因になりがちです。また、指輪等のアクセサリー類や時計は手洗いの効率も下げてしまいます。これらの持ち込み禁止物についても、作業場に入る前にチェックを行い、その有無を記録します。なお、異物の内、食品安全に影響する硬質異物はHACCPで管理しますが、体毛や昆虫の死骸等、食品安全に直接影響しないものは一般衛生管理の徹底によって混入を防ぎます。