手洗いの方法による効果の違い

こんにちは。 中央海産株式会社の高松です。 冷蔵・冷凍倉庫で、食品衛生事業を担当しています。 今回は手洗い方法による効果の違いについて解説していきます。

手洗いをする・しないで残存ウイルス数に大きな差が出る!

まずはこの図をご覧ください。

表1 手洗いの時間・回数による残存ウイルス数の変化

出典:森功次也:感染症学雑誌、80:496-500,2006 http://journal.kansensho.or.jp/Disp?pdf=0800050496.pdf


ご覧いただいたとおり、手洗いをした場合としない場合では、残存ウイルス数に少なくとも100倍程度の差が出てきます。これを見るだけでも、手洗いの重要性がわかります。

ハンドソープ+流水すすぎでウイルスをやっつけろ!

さらに、適切な手洗いの手法を行うことによってそのウイルス数は加速度をつけて減少することもわかります。それと同時に、ハンドソープの使用と流水による洗い流しの効果がよく現れることもわかります。
コロナウイルス対策が言われる昨今だからこそ、より入念な手洗いで食品衛生環境も合わせて向上していく必要がありますね。