一般衛生管理⑨ 輸送管理


こんにちは。 中央海産株式会社の高松です。 冷蔵・冷凍倉庫で、食品衛生事業を担当しています。 今回は輸送管理について解説していきます。

輸送中の管理で食中毒菌の増殖を防ごう!

輸送の間に食品や包装材を汚染源から保護するために、輸送車両や運搬具の清掃・洗浄をその都度行う必要があります。また、食品中の食中毒菌の増殖や劣化を防ぐためには、輸送中の温度や湿度の管理を行います。さらには、輸送中の損傷からも食品を保護しなければなりません。。

輸送中の交差汚染対策にも配慮を!


そして、輸送中の交差汚染にも注意が必要です。例えばお肉を輸送している際に、生のまま食べるハムにドリップが付着してしまったら、そこから先の工程で食中毒原因菌をやっつけることができないため、食中毒が発生してしまいます。交差汚染が起きないような配置や、食品シートで包むなどの付着予防対策を取りましょう!