徹底的に気をつけたい「交差汚染」と「交差接触」


こんにちは。
中央海産株式会社の高松です。
冷蔵・冷凍倉庫で、食品衛生事業を担当しています。
今回は交差汚染と交差接触の違いについて解説していきます。

「交差汚染」とは・・・

「交差汚染」とは、食品が、原材料や未洗浄の調理器具等と交わることで病原性微生物によって汚染されることです。例えば、ハンバーグとサラダを作る際、不十分な洗浄で同じ包丁やまな板を使うこと。原料と調理済み食品を、同じ冷蔵庫で保管し動線が交わることなどです。

「交差接触」とは・・・

「交差接触」とは、食品がアレルゲンと交わることでアレルゲンが混入してしまうことをいいます。例えば、米粉パンの材料である米粉と、他のお菓子で使う小麦粉を同じスプーンで計量してしまい、米粉に小麦粉が混ざってしまうケースがあります。
それぞれの工程に潜む交差汚染・交差接触の可能性を認識し、効果的な洗浄や、動線管理等の対策を講じる必要性があります。