認証の取得を検討した方がいいケース


こんにちは。
中央海産株式会社の高松です。
冷蔵・冷凍倉庫で、食品衛生事業を担当しています。
今回は認証の取得を検討した方がいいケースについて解説していきます。

・取引先企業から求められた場合

現在取引を行っている相手先企業からの要望があった場合は、十分に取得を検討するべきタイミングです。この場合、相手企業は、認証の取得を取引要件にしてくる場合や、取引時の監査を認証で代替するような目的が背景にある場合があります。


・新しい大手の取引先を拡げていきたい場合

大手企業の取引要件には、GAP・HACCPの認証を取得していること、となっている場合があります。特にお茶の業界なんかでは、GAP認証の取得でよく聞く話です。これから大手企業と取引を開始したい、営業をかけていきたいという場合は、経営戦略の一つとして、あらかじめの認証取得が効果的ですね。


・輸出を考えている場合

特に欧州や米国等への輸出を考えている場合は、対応した国際認証の取得が進められます。欧州や米国では、輸入食品へのHACCPやGAPの対応が求められています。また、国際水準の認証を取得しておくことにより、輸出条件を満たすことが効率的になる場合も多いです。


・認証取得によって社内の意識を向上させたい場合

ただ単に食品衛生向上に取り組むぞ!という場合よりも、認証取得という明確な目標があるため、勢いを持って取り組みやすいことは確かです。目標自体は認証でなくても設定できますが、職場の空気から変えたい場合は、これも一つの手段となります。